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jinmu_p5
2017年6月13日
天の神さまの助け
神倭伊波礼毘古命(かむやまといわれびこのみこと)の一行は、熊野(和歌山)の地にたどり着きました。そこは山また山の険しいところでありました。突然、恐ろしい山の神が大きな熊に姿を変え、命たちの前に現れたかと思うとすぐに消えてしまいました。その途端、命たちは見えない大きな力に打たれて気を失い、その場に倒れてしまいました。
「ああ、我が御子たちはとても苦しんでいる。」天からこの様子をご覧になっていた天照大御神(あまてらすおおみかみ)さまと天の神さまたちは、命を助けようと『布都御魂(ふつのみたま)』という尊い剣を熊野に住む高倉下(たかくらじ)という人にお授けになりました。
高倉下(たかくらじ)は、夢のお告げでこのことを知ると急いで剣を命に捧げました。すると命はハッと目覚め、剣を受け取り一振りすると今まで一行を苦しめていた山の神たちはたちまち静まり、命の供の者たちも元気を取り戻しました。
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