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jinmu_p9
2017年6月13日
金色の鵄(とび)
神倭伊波礼毘古命(かむやまといわれびこのみこと)の一行は戦いを重ね、人々を苦しめている者たちを倒していきました。
ついに最後の戦いの時が来ました。兄の五瀬命(いつせのみこと)の命を奪った那賀須泥毘古(ながすねひこ)の軍との二度目の戦いです。しかし、今回も大変苦しい戦いとなり、勢いに押されて命たちはだんだんその力を弱めていきました。
その時です。急に黒い雲がわき上がり、空が真っ暗になりました。パラパラと雹(ひょう)も降ってきました。そこへ、天空より金色に輝く不思議な鳥(鵄(とび))が飛んできて、命がお持ちの弓の先に止まりました。
鵄(とび)の輝きは光輝く太陽のようでありました、あまりのまぶしさに那賀須泥毘古(ながすねひこ)の軍は目がくらんで戦うことが出来なくなりました。命の一行はこの時とばかり攻め立て、勝利を収めることが出来ました。
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